男の子の子育て・育児支援ブログ。男の子の体、しつけ、病気、気持ち(心)から相談まで。男の子子育て情報を身に付けて育児ノイローゼなんてふっとばせ!

2006年03月14日

増田修治先生の講演会レポート 2


さてさて前回は、お父さん、お母さんの口癖アンケートについて
書かせていただきましたが、今回は「現代の子供たちを考える」です。


最近はリストカットに走る子供たちが急増中なのをご存知ですか?
特に女の子に多く、1学年で7名はリストカット経験ありなんです(涙)


リストカットのみならず、以前から問題視されている
不登校や援助交際、少年犯罪も背景要因は同じといわれています。


その要因とは、子供たちの自己肯定感の低さです。


最近の子供たちは体格もよく、知識も豊富です。
しかし、生きていく上で一番重要ともいえる「心」が育っていないのです。


ですから友達と深く関わる事ができなかったり、逆に人との境界線を図れずに
簡単に踏み越してしまう極端な子が増えているのです。


現代の子供たちは絶えず、対人関係に不安を抱えているのです。


大人も、毎日対人関係に悩まされていれば、
心身ともにおかしくなってしまいますよね。
ましてまだ未発達の子供達でしたら、心や体がすぐに壊れてしまいかねません。


では、そんな不安を抱えた子供たちに
親がしてあげられることはなんでしょうか?


それはまず子供たちの話を「聞く」ことです。


「え?」そんなことなの?
なんて思う方もいらっしゃると思います。


また「ウチは大丈夫」なんて思っていても
案外子供の話を聞くことを後回しにしていることは多いものです。(反省・・・)


それに親が聞いているつもりでも、子供が聞いてもらっていると感じていなければ
やはり子供の話を聞いていることにはならないのです。


子供の悲しみ楽しみに共感し、目を見て対等に会話をする。


このような親子のコミュニケーションの基盤が出来ていれば
子供たちは自然と、人って、友達っていいものだな。
という気持ちが育っていくものです。


くれぐれも「男の子なんだから!」なんていうセリフは言わないでくださいね。
まずは「共感」これが重要です。


また現代の子供たちは、自分の辛い気持ちを人に伝えられなくなっている。
とも言われています。


最近は「ポジティブシンキング」という言葉だけが先行してしまい
なんでも「ポジティブ」に!という風潮になっています。


しかし人間は、自分の辛い気持ちを吐き出し、消化することが出来てから
前向きになれるものですよね。


ですからこのような段階を踏んで「ポジティブ」になることは
大切なことですが、自分の辛い気持ちを置き去りにして
「ポジティブシンキング」ばかりしていたら、それもやはり問題なのです。


その行為は一種の現実逃避といえるからです。


現に、いいコト探しで有名な「ポリアンナ」からもじって
「ポリアンナ症候群」と呼ばれる精神病名があるくらいです。


しかしこんなに色々書いてしまうと、子育ての不安がますます広がってしまいますね。


でも幼い頃から、親子で楽しいことも辛いことも話し合っていれば
子供たちの心は自然に成長していくものです。
難しく考えずに、心と心の通い合うコミュニケーションをしてください。


もちろん子供の話だけではなく、大人の世界の楽しい事も
辛い事も隠さず話してあげてください。


そうすればきっと子供たちは、
もともと持っている生きる力を最大に発揮してくれることでしょう!

================================


増田先生の講演会は初めて行かせていただいたのですが


「こんな熱い小学校の先生がいるんだ!」と本当に感動しました。


キレイごとばかりでなく、人間の心の闇も含めたお話には
本当に共感できました。


みなさまも、もしチャンスがあれば是非一回は
増田先生の講演会を聞きに行ってみてください。


楽しめる上に、非常~~に勉強になりますよ(^^)


2006年03月03日

増田修治先生の講演会レポート 1


「男の子育児」ブログで、おすすめ本として紹介させていただいている
「笑って伸ばす子どもの力」の著者であり、現役小学校教師の増田先生の
講演会があると聞きつけ、先日早速行って参りました(^^)


増田先生の本を知りたい方はまずこちらを読んでみてください。
 ↓ ↓ ↓
http://otokonoko.sky-po.net/archives/2005/10/18-122020.php


読んでいただけました?
この記事、なんと増田先生本人からのコメントもいただいたんですよ!
すごいでしょ?(自画自賛・笑)


ってそれはおいといて・・・。


講演会は非常にためになるお話がたくさんあったのですが
ここですべては書き切れそうにありませんので
面白いもの、興味深いものを抜粋形式で皆様にお伝えしたいと思います。


さて、この日は公立保母さんの勉強会という形で講演会が行われていました。
もしかしてお堅い感じかしら・・・なんて心配していましたが
全然問題ありませんでした(笑)


逆にざっくばらんな雰囲気で、増田先生の軽快なトークと相まって
爆笑につぐ爆笑という、非常に楽しい講演会でした。
さすが増田先生、笑いについて研究(?)されているだけはありますね。


さて、まずは増田先生のクラス(小4)「お父さん、お母さん口癖アンケート」
結果を見てください。(全129名中)


1.明日の用意したの?(105)

2.早く寝なさい(95)

3.早くしなさい(87)

4.早くお風呂に入りなさい(85)

5.どうして弟(妹)とケンカばかりするの?(82)

6.こんなにちらかして、片付けなさい(81)

7.早く終わらせなさい(76)

8.外で遊びなさい(76)

9.早く宿題をやりなさい(75)

10.気をつけなさい(75)

11.もうやめなさい(70)

12.ドンドン音を立てるな!(70)

13.だらしないんだから(68)

14.早く起きなさい(68)

15.さっさと勉強しなさい(67)

16.目が悪くなるわよ(65)

17.集中しなさい(65)


改めて、書き出してみて驚きましたが
子供たちは両親からこんなに「お小言」を毎日言われているんですね~。


すでに小学生をお持ちのご両親でしたら、「そうそう!コレ言ってる!」
なんて言いながら読んだのではないでしょうか?
ウチはまだ小学生になってないですけど、言ってるお小言が
ランキングに入ってました(笑)


もちろんこのほかにもた~~くさんあって、なんと65個。
増田先生は全65個を早口で全部読んでくださいましたが、
長くなってしまいますので、ここでははしょりますね(^^ゞ


番外編として、いくつかランキング外の面白いものをご紹介します。


36.「足!手!」(46)(←どういう状況なのでしょう?46名も言ってます・笑)

61.「何者なの?」(19)(←あなたの子供です・笑)

65.「言うことを聞かないと犬小屋に寝かすわよ!」(10)(爆笑)


増田先生も仰ってましたが、
私たちは親は子供にどうなってほしいのでしょうか?


朝は起こされずに、さっと起き、率先して顔や口を磨き
遊ぶことなく朝食も済ませる。
そして前日に用意したランドセル(時間割どおり)を持ち
きちんと挨拶をして登校する。


学校からまっすぐ帰ると、弟や妹の面倒を良く見て
宿題も言われる前に済ませる。
そして外遊びも怠らず、その後の片付けも完璧。


家へ帰れば夕飯の手伝いをし、食後のTVは30分。
お風呂に入って、予習、次の日の準備をしたら就寝。


こんな子供になってほしいですか?
本当にこれが子供らしいのでしょうか?


増田先生に改めてそう問われ、非常に考えさせられました。


【その2へ続く】